平家物語巡りで扇子を手に入れる。六萬寺が無人になってるから注意

あずきと空は、偶然見つけた【平家物語巡り】なるイベントをやってきました。

源平合戦にゆかりのある社寺を巡って、御朱印証を集める感じ。

 

最終的に扇子がもらえます。

 

始まりは平家物語巡りを偶然知ったこと

先日、山口旅行をした際に寄った「赤間神宮」で、この平家物語巡りを知りました。

全部で6の社寺を巡って御朱印証を集めるというイベントです。

ちょうど宮島へも行く予定だったため、せっかくならとやってみることに◎

赤間神宮(山口)

赤間神宮は源平合戦の壇ノ浦の戦いで入水した安徳天皇を祀る神社です。

平家物語巡りとしては外せない場所ですね。

厳島神社・大聖院(宮島)

平清盛が厳島神社を深く信仰し、社殿を現在の形に造営したそうです。さらに、平家物語では、清盛が厳島神社を造営する夢を見たという記述があります。こういったことから、今回の平家物語巡りの場所となったのも納得です。

宮島では2か所で御朱印証を貰います。

大聖院は宮島の端というか上。

真夏にこんな上まで歩いてきたので死にそうでした笑

フェリー乗り場から大聖院までは徒歩で約25分です。頑張ってください。

 

千畳閣から厳島神社を見下ろせる⤵

ここはかなりのおすすめスポットです。

豊臣秀吉が建立。着手から13年後、建築途中で秀吉が他界したため、未完成です。←江戸時代に入り、建造が中止されました。造り続けると徳川幕府から「謀反」と見られてしまうから。

千畳閣の正式名称は「豊国神社」。畳の数が857分で、千畳に近いことからこの名前で呼ばれるようになったそうです。

須磨寺(兵庫県須磨市)

須磨寺は源平合戦との関りが深い場所。

 

源平の庭⤵

平敦盛と熊谷直実の一騎討ちの場面を再現した庭です。

平家物語巡りの1つになっている理由。平敦盛の首を洗った池もあります。

 

青葉の笛(宝物館)⤵

平敦盛公が吹いていた青葉の笛があります。そのほか、源平ゆかりの宝物も貯蔵されているので必見です。

個人的にこの笛を見れたことが印象的でした。

 

屋島寺(高松)

屋島寺は第八十四番札所です。

屋島寺は高台にあり気持ちいい場所でした。

源平合戦の古戦場である屋島に位置する寺院で、平家物語ゆかりの地。那須与一が扇の的を射る場面や、源義経が弓を流した場面などが有名らしいです。

 

六萬寺(高松)*住職がいません

この平家物語巡りが始まったのは2017年。

平家物語巡り事務局は【六萬寺】だったのですが、そこの住職が寺を移動になったそうで、2025年現在、無人寺となっています。

そのため、六萬寺に参拝したよ~っていう証明書が置いてありました。

六萬寺の参拝証を頂いて、「志度寺」へ向かいます。

安徳天皇の行在所あんざいしょ(仮の御所)となった六萬寺には平家ゆかりの品々が安置されているそうです。しかし、現在は無人寺のため拝観できません。

志度寺(さぬき市)

六萬寺の住職さんがここに移ったので、現在は志度寺が平家物語巡りの事務局になっています。

志度寺で六萬寺の御朱印証を押してもらい、扇子もその場で頂くことができました。

全6か所の御朱印証を集めて、郵送でもOKですが、最後にここへ行けば直接扇子を頂けます。

平家物語巡りを終えて

お香の匂いがするかっこいい扇子です。

裏側には今回の平家物語巡りで押していった御朱印証と同じデザインなのもいい感じ。

 

かかった金額は以下の通りです。

御朱印証が1,800円(300円×6か所)に扇子が3,000円。合計4,800円

思ったより金額がかかりましたが、この平家物語巡りをしなかったら行かなかったであろう寺に行けたのが良かったかなと思います。

とくに屋島寺(高松)は行けてよかったなと。ここはかなり景色もいいし、おすすめです。

そもそも平家物語巡りをやってる人はいるのか?笑

皆さん思ってますよね?

あずきと空も、やりながら「これってやってる人いるの?」と不安でした笑

最終的に志度寺の住職さんに聞いてみたら

「けっこうやってる人いますよ。今年だけでももう30人近くです。」

とのこと。

 

これが多いのか?少ないのか?

まぁ他にやってる人がいるかどうかは関係ないんですが笑

まとめ

あずきと空は、赤間神宮と宮島(厳島神社・大聖院)をセットで旅行。

須磨寺と屋島寺・六萬寺(志度寺)を日帰りで回りました。

最終目的地を志度寺にしたら郵送する手間も省けるのでおすすめです。

源平合戦に思いを馳せながら平家物語巡りを楽しんでください。

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